ニャンさんファンド運営ブログ

日々のファンド運営で思ったことを書き連ねていきます。

ニャンさんファンドの保有株一覧 2011年11月3日時点

この記事では、ニャンさんファンドが実際にどのような運用方針で具体的に、

運用しているかを示すため資産配分を公開します。

現時点(2011年11月3日)の保有銘柄の一覧は以下になります。

BABA    1,195,559円 ※ALIBABA GROUP HOLDING LTD
ビザ        951,670円
PG           442,483円 ※プロクター・アンド・ギャンブル
PFE          248,178円 ※ファイザー
MRNA     158,645円 ※モデルナ
BAC         114,383円 ※バンク・オブ・アメリカ
TSN           64,923円 ※タイソン・フーズ
投信        109,720円
現金        358,529円
合計     3,644,090円

グラフ化すると以下になります。

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ニャンさんポートフォリオ(2021/11/03)

現在は、米国株および分散投資が人気ですが、

ニャンさんファンドでは、

BABA(中国株)を中心とした銘柄を少数に絞っていく投資スタイルです。

ニャンさんのポートフォリオを見ると、

どうして分散投資ではなく集中投資なのか?

なぜBABAなのか?

米国株投資ではなく中国株投資をすすめているのか?

現金比率はどのように決めているのか?

何を目標の数字とした投資なのか?

 

など様々な疑問が浮かんでくると思います。

今後の投稿で上記の質問に答えていく形で記事を投稿していきます。

はじめに

このブログを作った経緯としては、ネット証券等で様々な投資と言われるものが身近になった現代では投機的な取引が蔓延しているのが見受けられ、投資と投機を区別するものが不明確になってきたなと思い、その違いは何なのかと言うのを実際の私自身の運用を通して読者の方に伝えたく解説しました。

 

それでは、投資の定義とは何なのかというと「詳細な分析に基づいて将来キャッシュフローから価値を測定し、価値との安全域を充分に確保しつつ適切な証券を適切な価格で取得し、適切なリターンを上げること」と定義しています。

反対に、これを一つでも満たさないものを投機と定義しています。

つまり、ビットコイン、金、絵画といった一般的には投資と考えられているものでも将来キャッシュフローを生み出さないものは、一切の例外なく投機として扱います。

さらに、それがたとえ株式・債券の購入だったとしても、将来キャッシュフローが分析によって測定できない状態で資金を投じたものも投機と定義します。

さて、ここで、どうして投機ではなく投資を私達はしなくてはならないかというと、

投機はリスクが非常に大きく元本を失う可能性が非常に高いからです。

一時的な幸運、ラッキー、偶然で資金を大きく増やせたとしても、継続してリターンを投機的な手法で増やし続けるのは非常に難しく、場合によっては資産が回復不可能な状況にまで、減ってしまう危険性すらあります。

例えば、資産が前年2倍に増えていたとしても、今年大きく下落して-100%になってしまえば、今までの幸運すら水泡に帰します。

つまり、最後に0をかけたら0であり、いきあたりばったりで今年は、良く運用できたから良かったねという運用方法では、全く駄目だと私は思っています。

本当の投資家というのは、「リスクを避け、トラブルを避け、適切に元本を増やしていく」保守的な運用方法をとることを誇ると私は考えています。

このことについて、少しでも多くの人に知っていただき投資はギャンブルではないということを認知していただければと思います。